数年放置していたさくらVPSを、ようやく再稼働させた。 この記事は、その第一段階としてOSをUbuntu 24.04 LTSで再構築したときの作業ログとメモ。
- 数年放置していたさくらVPSを再稼働させた第一段階の記録
- OSはUbuntu 24.04 LTSを選定し、まっさらから再構築
- SSH接続の確認までと、作業ログを残しておく意味について
背景:なぜ今さら再稼働したか
契約だけ続けていて中身は何も動いていないVPSが1台あった。 最近Claude CodeやAI関連の検証で「自由に触れる本物のサーバー」が欲しくなり、放置していたVPSを引っ張り出した形。
目的は3つ:
- 技術ブログ(このサイト)の自前運用
- 副業案件の導線として独自ドメインのメール・サイトを持つ
- 個人的な検証環境(Bot、cron、APIなど)
OS選定:Ubuntu 24.04 LTS
さくらVPSではOSテンプレートが複数選べるが、今回は Ubuntu 24.04 LTS を選択した。 理由はシンプルで、
- 2029年までのLTSサポート
- 仕事でも触る機会が多く、検索した時の情報量が多い
- Nginx、certbot、Node.jsあたりがaptで入って楽
- systemdまわりが現行の使い方とズレない
Debian系ならどれでも良いが、ドキュメントの再利用性と慣れを優先した。
SSH接続の確認
さくらVPSのコントロールパネルからOSを再インストールした後、まずやることは ssh での疎通確認。
この段階ではまだポート22のまま、初期ユーザー(ubuntu)でログインできることだけを見る。
ssh ubuntu@<IP>
入れたらすぐに uname -a と cat /etc/os-release でOS情報を確認しておく。
ここで想定通り 24.04 LTS が入っていればOK。
なお、この段階では まだ何のセキュリティ設定も入っていない。 ここからSSHポート変更、ufw、fail2ban、root禁止…と段階的に固めていく必要がある。 この続きは別記事に書く。
作業ログを残す重要性
個人VPSの再構築で一番大事なのは、たぶん 作業ログを残すこと。
半年後、1年後の自分は今日の自分のことを完全に他人だと思ったほうがよい。 「なぜこの設定にしたか」「どのコマンドで何が変わったか」を残しておかないと、 次にOSを再インストールした時、また同じ場所でハマる。
なので、今回はリポジトリに docs/setup-log.md を作って、
作業した順に時刻つきで残すことにした。
記事として公開できるものは、それを元に書いていく。
今後の用途
この再構築したVPSでは、当面の用途として以下を想定している:
- 技術ブログ:いま読んでいるこのサイト(Astro製の静的サイト)
- 副業導線:問い合わせメール、ポートフォリオ、過去案件の紹介
- 検証環境:個人的なAPI、cronスクリプト、Slack/LINE Botなど
まずはWebサイトの公開と独自ドメインメールの稼働まで持っていって、 その上で少しずつ検証用途を載せていく予定。
次にやること
この時点では「Ubuntuがインストールされて、SSHで入れる」だけの状態。 本番運用に出す前にやることはまだ多い:
- SSHのポート変更とrootログイン禁止
- ufwによるファイアウォール
- fail2banによるブルートフォース対策
- パスワードログインの完全禁止
- Nginxインストール、HTTPS化、デプロイパイプライン構築
続きは SSHポート変更とufw/fail2banの初期設定 に書いた。